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サーバ冗長環境構築

IT機器を利用する上で、事故や自然災害などの不測の事態による物理的な故障が発生した際に、いかにダウンタイムを発生させないか、または、早くシステムやサービスを再稼働できるかが肝要です。その対策のひとつとしてサーバ冗長化があります。
バックアップされたデータのリストアではシステムの再稼働に時間が掛かりすぎてしまう場合がありますが、サーバ冗長化を取り入れることによってリストアの時間を待たずに予備のシステムを稼働することが可能となります。また、突発的なアクセス集中などの高負荷によるシステムダウンを防ぐためにも、サーバ冗長化は重要です。
こんなお客様にオススメ
  • 絶対に停止できないシステムが稼働している……。
  • サーバがダウンした際に、かわりの手立てがなく、業務ストップは免れない……。
  • システム保全のために長時間労働が常態化している……。
お客様のメリット
  • ダウンしないシステム設計で可用性を高めます。
  • 障害が発生しても自動的に早期復旧が可能になります。
  • メンテナンスしやすさでエンジニアの働き方改革につながります。
GFCはここが違う!
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  • 貴社の現況やご予算に応じ、各種手法から適した手法をご提案!

サービス内容

1サーバ冗長化の目的を明確にして、失敗しないシステム設計を実現

サーバ冗長化の手法は多岐に渡り、サーバ冗長環境を構築する目的によって選ばれる手法が異なります。負荷分散、ダウンタイムの短縮、システムの可用性、費用面など、目的や優先順位を明確にすることにより、より効果が高く、納得感のあるサーバ冗長化が実現できるでしょう。

ホットスタンバイ

本番稼働のサーバ、冗長用の待機サーバ共に電源が入った状態で運用され、本番稼働サーバに障害が発生した際、即座に待機サーバに切り替えられる構成です。
サーバ間での障害検知などを行う仕組みが必要になるほか、システムのライセンス費用が二重に必要になることもあり、費用が高額になるケースが多く見られます。

コールドスタンバイ

普段は冗長用の待機サーバに電源が投入されず、本番稼働サーバに障害が発生した際に電源投入を行い、待機サーバに切り替える構成です。待機サーバが利用できるようになるまで、準備を含めた時間が必要です。
待機サーバへの切り替え時には、本番稼働サーバと待機サーバ間でのデータ同期を考える必要があることも多く、人手や時間が必要になりますが、コスト面では有利です。

クラスタシステム

サーバを仮想化し、ハードウェアの障害要因を低減する構成です。親となるホストサーバを複数台用意し、その上で仮想化したサーバを運用します。
ホストサーバに障害が発生した際は、他のホストサーバに仮想化サーバを自動的に移行させます。システムが複雑化しますので、設計・構築費用にコストがかかる他、運用面でも単体サーバとは異なる点で注意が必要です。

2オンプレミス・クラウド問わずに対応

社内やデータセンターに自社のサーバを設置することをオンプレミス環境と呼びますが、オンプレミス環境で冗長化を行う以外に、クラウド環境を利用する方法も一般的になりました。

オンプレミスでは、上記のようにホットスタンバイやコールドスタンバイ、クラスタシステムといった構成で冗長化を図りますが、クラウド環境ではクラウド事業者側で電源やネットワーク、ハードウェア構成が冗長化されているなどあり、従来のサーバ運用の概念とは異なるアプローチで可用性を高めることができます。

オンプレミスからクラウドへの移行、オンプレミスとクラウドの合わせ技(ハイブリット利用)など、お客様の環境、ご要望に合わせた形で実現可能です。

3導入後の運用サポートまでお任せください

GFCでは運用サポートサービスも充実しております。クラウド情シスサービス「あ・うん」や常駐サービスをご利用いただけば、トラブル予防と対応の迅速化により、ITご担当者の対応業務負担の軽減を実現します。