IT環境を全面的に見直すことを前提にした、 VMware社製品による仮想化環境構築プロジェクト
お客様:C社様
- 業種:
- コンサルティング業
- 従業員数:
- 160名
- 拠点数:
- 本社・国内拠点1カ所、海外5カ所
見積もり精査の段階から関わる。
2007年頃から、Active Directoryの構築、無線LAN環境の構築やIT資産管理などでおつきあいをいただいている、C社様。グループ企業との合併やオフィス移転に伴うフリーアドレス化、従業員数の増加、既存サーバの契約期限などのさまざまな要因が重なり、「IT環境を全体的に見直したい」というご要望がありました。そんな中、VMware社製品を使った仮想化環境構築プロジェクトがスタートしました。
長いおつきあいをいただいていることもあり、C社様のIT環境について、GFCには深い理解があります。それを前提に基本方針の策定を行い、今回のプロジェクトに必要となる各種製品群を供給する複数のベンダーに見積もりを依頼し、その内容を精査するところからGFCはプロジェクトに関わらせていただきました。また各種パラメータの策定にあたり、C社様のIT環境を熟知するGFCだからこそできるきめ細やかな対応に、高い評価をいただきました。
調査
C社様に適した製品の選定
大きな容量のバックアップを複数世代とっておきたいというC社様からのご要望を受け、圧縮・重複防止機能が特徴のDELL社・DR4000の導入を提案するなど、C社様に適した製品の選定を行いました。
設計
各プロダクトの見積もりをC社様側に立って検証
VMware社製品を用いた仮想環境に必要となる製品群の見積もりを複数のベンダーに依頼し、その内容がC社様にとって適正なものか、をC社様側に立って検証しました。
作業
仮想環境の基本設計から細かいパラメータ設定などの詳細設計、構築までを一貫して担当
C社様の意を汲んだ基本設計を行い、IPアドレス・ホスト名から、メモリ・HDDの割り当て、ファイルサーバ・Active Directoryの仕様、vMotionやバックアップシステムまで、細かいパラメータの設定も含め、仮想化環境の設計から構築、安定稼働までのフォローまで、全て対応しました。
IT環境への深い理解をもとにベンダーの見積もりを精査!
C社様とはかねてからActive Directoryの構築、無線LAN環境の構築やIT資産管理などでおつきあいさせていただき、IT環境の状況を深く理解していました。その知識・ノウハウをもとに、ベンダーからの見積もりを精査することができました。
仮想化環境の中でのUPS管理も実現!
仮想化環境で冗長構成を実現した際に、UPSを管理するのは難易度が高いと言われていますが、今回のC社様の仮想化環境構築プロジェクトではUPSの管理も安定して行えるシステムを確立させました。
既存のものを有効活用して、余分なコストをかけない構築を実現!
GFCにはC社様のIT環境への深い理解があるため、全面的な機器の入れ替えではなく、既存のネットワークを一部使用したり、未使用の機器を流用するなど、既存のものを有効活用することで余分なコストをかけない構築を心がけました。
ご利用いただいたサービス
お客様からこんな声をいただきました
- 思った以上にコストをかけず、仮想化環境構築が可能になった
- 望み通りの可用性がある冗長構成が実現できて、安心できるようになった
- バックアップシステムに圧縮と重複排除機能があるので、日々のバックアップ容量の不足の心配が無くなった