既存の業務環境を変えずにサーバ容量を増やす、 Dell Equal Logicの導入プロジェクト
お客様:S社様
- 業種:
- 一級建築士事務所・建設コンサルタント業
- 従業員数:
- 約300名
- 拠点数:
- 本社・国内拠点7カ所、海外1カ所
保存容量を増やすと同時に安全性も向上。
一級建築士事務所・建設コンサルタント業として、数多くの大型物件を手がけられているS社様。2010年頃にファイルサーバ・バックアップサーバのストレージとして2台のEqual Logicを導入されましたが、CADデータの2Dから3Dへの急速な移行や、法令に基づく設計資料の長期保存などの理由で、わずか3年半の間にファイルサーバへ保存されるデータ量がかなりの勢いで増え続けている状況にありました。これに伴い、サーバ容量増のご要望をいただき、新たにEqual Logicを1台設置するご提案をさせていただきました。
これまでの2台のEqual Logicを統合し、新たに設置する1台はバックアップサーバではなく、レプリケーションサーバとして機能させる、という提案をいたしました。これにより、ファイルサーバの容量を増やすと同時に、データをより安全・安心に保存できる環境も実現できることになります。さらには多数の設計資料を保存しておく必要性が高いS社様の業務特性に合わせたデータ保護の方法として、VSS(Volume Shadow Copy Service)とASM(Auto Snapshot Manager)のどちらを主体とした方が適しているかをテスト・検証させていただくなど、Equal Logic導入にあたり細かいところまで気を配りました。
調査
既に2台が稼働中のEqual Logicに1台追加して容量増
CADの2Dから3Dへの移行や法令に則った設計資料の長期保存の必要性など、保存が必要なデータ量の増加傾向に対応し、Equal Logicの台数を増やしました。
設計
バックアップサーバからレプリケーションサーバへ用途を移行
既存の1台がファイルサーバ、1台がそのバックアップだったものを、2台を統合してファイルサーバとし、もう1台はレプリケーションサーバとする提案をしました。
作業
VSSとASMのどちらを主体にデータ保護をするか、テスト・検証
大量の設計資料を保存しておく必要のあるS社様の業務特性上、データの保護にはVSSとASMのどちらを主体とした方が適しているか、テスト・検証を行いました。
導入後3年半で増加したデータ量を検証し、新規で1台導入を提案!
S社様が最初にEqual Logicを導入されたのが、2010年頃のこと。約3年半で増加した保存データの量を検証し、今後のデータ量の増加傾向を割り出して、既存のEqual Logic2台を統合し、新たにもう1台をレプリケーションサーバとして導入することを提案しました。
既存の業務環境を変更することなく、ストレージ容量増を実現!
「これまでの業務の環境を大きく変えることなく、ストレージの容量を増やしたい」というS社様からのご要望を受け、あえて上位機種への移行ではなく、Equal Logicでの容量増を実現できるようにしました。
業務稼働中に細心の注意を払い、設定変更をオンラインで実施!
S社様は土曜・日曜・祝日も稼働していらっしゃるので、各種の設定変更をお客様の業務稼働中にオンラインで行うことになりました。お客様がアクセスしている状態の中での設定変更は難易度が高く、細心の注意を払って手順を組み立て、作業にあたりました。
ご利用いただいたサービス
お客様からこんな声をいただきました
- 既存の業務環境が変わらずストレージの容量増ができて、ありがたい
- レプリケーション環境への移行で、データを安心して保存できるようになった